誇り
サービス業の種類はさまざまあるが、
私が従事していたレストランで思うことは
レストランは非日常空間であり
エンターテイメントである。
料理やお菓子。作り手の事はよく知らないけど
美味しいものは美味しいし店舗の評価は高い。
また、その作り手が本当に素敵な表情で
作っているなら、その商品にきっと顔を添えたくなる。
思いをつなげたいからだ。
今日はそんなお話。
ローレンオルレッドと言う女性をご存知だろうか?
彼女は世界的に有名な映画のあの歌を歌い上げた本人。
ブルックリン在住の彼女がイギリスのオーディション番組で
こう語り始める。
「皆さんの中には私の歌声を聞いたことをある人は
いらっしゃると思います。私の顔を知らないだけで」
さらに、裏方で生きる方が気楽だったと話すと、
この曲は私のために作られたんじゃないか?と思い始め
この曲に顔を添えたくなったと話し、番組で圧巻の
歌声を披露する。
私が思うにどのサービス業にでも共通することではないだろうか。
お客様に提供したサービスに誇りを持つことが出来るなら
この料理は私がつくりました!
お客様の声にもこのサービスは私がやりましたと
自分のやったサービスに顔を添えたくなることでしょう。
耳の肥えた審査員が満場一致でゴールデンブザーを押す、
衝撃の告白から数分後に訪れる圧巻のパフォーマンスを御覧ください。