グッバイウェーブ

出迎え3歩で会えた喜びを表現し、
見送り7歩で別れを惜しむ
江戸時代、呉服屋の流儀
新しいことばかりに目を向けがちであるが
海外から称賛される日本の接遇は
令和も変わらないのではないだろうか。
ドラマ「SHOGUN」では
今までで間違った日本カルチャーが正しく表現された気がした。
接客不要の時代、あえて温かかく、
親切丁寧な接遇をとりいれてみるのはどうか?
今から50年前。
那覇空港の整備士が始めた離陸する機体に向かい
手を振る行為。
那覇空港の離陸は、左の席に座るとそれが見える。
前の座席の子が手を振り返すと、
ものすごい手を振りかえしてくれる整備士。
外からはよく見えるんですね。
周りに誰もいなかったのでつられて手を振ると
全力のいってらっしゃいを頂けた。
企業マニュアルではなく、一人の整備士が
こんな遠くまで来てくれたお客様に
また来てもらいたいと言う
感謝の気持ちから始めたこの輪は
世界中に広がっている。
交通費を払い、店にわざわざ来てくれた
ゲストに対し、我々のホスピタリティは充分だろうか?
大手チェーンストアやホテルが接客不要の
時代だからこそ、そこに商機があるのかもしれない。
ゲストの前でアルバイトも社員もない。
それぞれがプロとしての立ち振舞をしよう。