原点回帰

糸満とはひめゆりの塔がたつ街。
葬儀場に建てられたおしゃれな花屋。
常識に囚われた人には
なぜこんな場所に?と一度は思うだろう。
店主の理念は知らないが、まさに明るい葬儀とは
こういうイノベーションから始まるのではないか?
白と黒の世界に色を添える。
飲食店で変わらないことは、
ゲストの期待を満たすという事だろう。
昔はこれが主流だったかもしれない。
しかし1日毎に進化する顧客の要望は
過去の知見からは発見できない。
パーラーを運営するにあたって
店舗を維持するために始めた単価の高い弁当やオードブル。
人気が偏ってしまい、弁当屋さんをしているのか
パーラーをやっているのわからない状態だ。
売れているのだから本来なら辞める必要はないのだろうが
原点は売れるパーラーを作ること。
売れている商品を捨ててパーラーの人気商品の開発。
今頭の中に浮かんでいる目玉商品はクッキーを作ろうと思っている。
今までの商品は注文を受けてから作るスタイルだった為、
席がなく嘉手納基地から離着陸する戦闘機目的の
観光客の多い道の駅では滞在時間が短い。
物販メニューのほうが販促につながると考えたからだ。
ただのクッキーでは目につかないので、
大人の顔くらいある大きさのクッキーを作る予定だ。
昔ながらのパーラーもいいが
現代版にアップロードされた映えるパーラーを目指そう。
新たな一歩を踏み出すシーズン。
俺の歴史にまた1ページ。